なぜターゲットを絞る必要があるのか?その理由3選

たくさんの人の中からターゲットを決める

自社の商品を販売するにあたり、決めなくてはいけないことはたくさんありますが、その中でも初期の段階で決めるべきことに「ターゲット選定(ターゲティング)」というものがあります。では、なぜターゲットを決める必要があるのでしょうか。単純に考えると販売先がたくさんある方が販売数も増えると考えたくなると思いますが、実はそれは大きな間違えです。その根拠をここでは解説すると共に、ターゲット選定のポイントを解説していきましょう。

ターゲットを絞ると、どんなメリットがあるのか?
  • 的確な施策を行うことができる
  • (ターゲットに)伝わる表現を使うことができる
  • 施策の進行スピードを早めることができる

定義「ターゲット」とは何か

そもそもにして「ターゲット」とはなんでしょうか。あなたはもうご存知だと思いますが、念のためにあらためて確認してみましょう。

ターゲット (Target) は、「標的」を意味する英語。商品マーケティング上の対象となる特定の購入者層や、テレビ番組で対象とする特定の視聴者層などをさしてこのように表現する場合もある。

Wikipedia「ターゲット」より

特別難しいということは無いでしょう。自社の商品をどんな人に販売するか?の、「どんな人」かを決めることで、「ターゲティング」とも言いますね。「特定する」という表現も良いですね。ターゲットの元々(本来)の意味は「的(まと)」であることを鑑みても、絞り込まれた対象という意味であることがわかります。

理由ターゲットを決める必要性とは

実はターゲットを決める理由をすでに記載してあります。そう、「ターゲットを絞ると、どんなメリットがあるのか?」に書きました。ですので、こちらでは3つの理由をそれぞれ詳しく解説していきましょう。

☆的確な施策を行うことができる

ターゲットを決めるとは、自社の商品の主な購買層を決めるということですが、より具体的にはターゲットの属性を決める作業になります。

つまりターゲットの性別や年齢・住まい・職業などを絞り込むというわけですが、この絞り込みの作業によって何が明確になるかというと、ターゲットの嗜好やよくある悩み、行動パターンなどがあげられます。

このような事が明確になると、どんな施策がターゲットにリーチ(認知・到達)されやすくなるのか決めやすくなるのは想像できるのではないでしょうか。

(ターゲットに)伝わる表現を使うことができる

「伝えると伝わるを意識すると言葉は変わる」にも記述しましたが、宣伝、もといアピールを有効とするためには絶対的に「伝わる」必要があります。そのためにはターゲットの考え方を想像し、ターゲットの利益・メリットは何かを常に考えなくてはならないのですが、伝わりやすい「言葉(遣い)」を使うことも大きなポイントになります。例えば小さな子供に非常にかしこまった言葉を使ってアピールしても伝わりづらいですよね。こんなところにもターゲット選定の意味があります。

施策の進行スピードを早めることができる

ここまでくると、この三つめのポイントも容易に予想できるのではないでしょうか。なぜ施策の進行スピードが早くなるのかというと、限定された条件で施策を決めることになるからです。限定というと「縛られた」とか「制限された」というニュアンスを感じられると思いますが、だからこそやるべき事が早く決まるのです。

仮にターゲットを絞らずにテレビのCMを出すとしましょう。テレビは時間帯によって大きく視聴者層が変わりますので、幅広い世代に宣伝するためには常にCMを流す必要があり、同時に宣伝費も莫大になります。さらに当たり障りのない表現方法で宣伝をする必要があるので、内容も視聴者の心に響きづらいものができあがるでしょう。

ポイントターゲットはどのようにして決めるべきか

ここまでにターゲットを決めるメリットを解説してきましたが、注意点も知っておいていただきたいと思います。ターゲットを決めるということは範囲を狭めるということでもあるので、そのターゲット選定にミスがあった場合はまったく響かない施策にもなりえる可能性があるということです。なのでターゲット選定は慎重に、かつ、できる限り根拠のある形で決めるということがポイントになります。

「根拠のある形」とは、デモグラフィック属性(人口統計学的属性)や、過去の販売実績からの統計などのことをいいます。特に近年はデータの収集が安価できるようになったこともあり(反面問題も起きています)、より身近なものになりつつあります。今のところ分析の手法についてe-webでは深く掘り下げる予定はありませんが、必要に応じてご紹介をするかもしれません。

総括

いかがでしたでしょうか。ターゲットを決めることが重要なのは理解できましたか。実はこの先にはターゲット選定をさらに絞り込む「ペルソナ設定」というマーケティングの手法があります。こちらについてはまた別の記事でじっくりご説明いたしましますので、その前にターゲット選定の理由とポイントをしっかりと理解していただき、あなたの業務に活かしてみてください。もしターゲット選定に関して何かわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせしてみてください。