【Column】PCできる?はお互いに良くない理由とその本質

PCできる?

今や仕事でパソコンのスキルは必須ともいえますが、あなたは自分のスキルを他人にちゃんと説明できますか?また、一緒に仕事をする仲間や部下のパソコンのスキルを正確に理解しているでしょうか。

今回はコラムとして「君、PCできる?」がお互いに良くない理由を解説し、より円滑な業務の遂行の一助としてはもちろん、物事の本質にせまっていたいと思います。

※PC…ここでは「パソコン」の意味で使用しています。

PCできる?の問題解決から、どんなメリットが得られるのか?
  • お互いのストレスを軽減することができる
  • より高いレベルでの業務が可能になる
  • 施策の進行スピードを早めることができる

前提「PCのスキル」とは

まずは前提としてPCのスキルとはどういうことをいうのかを考えてみましょう。あなたは本記事のタイトルの言葉を聞かれたことがある、もしくは聞いたことがあるということがほとんどでしょう。あなたの立場であれば、どちらかというと聞いた事がある方が多いかもしれません。言葉の意味としては非常に応用範囲が広く気軽に使える言葉ですが、実はこの言葉には非常に大きなリスクを抱えていることを理解してください。

では、まず「PCができる」について少し紐解いてみましょう。

PCではいろいろな業務ができるということはご存知の通りです。文書作成・表計算・WEBサイトの閲覧などなど、数え上げればキリがありません。そんな中、あなたの業務ではPCを使用してどんな業務を行なっていますか?その答えが、あなたにとって普通の「PCできる?」ということになります。

対して聞かれた方にとってPCができるとは、以前の職場で使用していた表計算かもしれませんし、場合によってはその会社独自のソフト(販売管理や顧客管理など)をイメージしているかもしません。まだ社会経験をしたことが無い人であれば、PCを動かすことができるか?と思ってしまうかもしれませんね。

このような理由で、「PCができる」は大きな認識の違いが生まれる可能性があります。ここをしっかり覚えておいてください。

方策どのように改善すべきか

あなたが聞く方の立場であれば、期待するスキルを使用する業務を元に、より具体的に聞くようにすることをオススメします。つまり、「あなたはエクセルを使ってどんな事ができますか?」とか「グループウェアは何を使用したことがありますか?」などといった感じです。可能な限り限定した状態で聞けるとより良いですね。

最初からこんなことを聞いても時間ばかりかかってしまうと思われるかもしれませんが、よく考えてみてください、後からお互いの認識の違いに気づき、それを修正することに必要な時間や労力と、最初の段階で充分時間をかけてヒアリングをする時間と、どちらが短く済むでしょうか。最悪、聞かれたほうが「思っていた業務と違かった」などの理由で辞職してしまい、またあらためて求人の段階からやり直しなんてことも充分に考えられるわけですから、答えは明白ですね。

本質根本的な問題と解決

本記事では相手のPCのスキルを聞くという限定された条件を想定して問題点の明確化と解決策を解説してきました。今を優先してしまうことが将来に悪影響を及ぼすということが理解できたかと思います。

しかし事業のみならず、普段の生活でもこのような問題はよく起こることであるので、より物事の本質を捉えることが、応用力のある問題解決の方策といえます。

今回の問題を大きい視点でとらえると「コミュニケーション能力」という言葉に集約されますが、自分の期待することを一方的に押し付けてしまうと、結果無駄な労力が必要になるということです。

伝えると伝わるの違いを意識すると言葉は変わる」の記事でも解説しましたが、相手に何かを聞く、お願いをする、つまり「伝わる」ことを期待するときこそ、相手の頭の中を想像することや、相手のメリットを考えるということが非常に重要になるこがおわかりいただけたのではないでしょうか。

この考え方は人対人だけに限らず、ビジネスにおいても重要な意味を持ちます。つまりマーケティングにおいても重要な考え方でもあるので、絶対に忘れてはいけない基本原則であることを理解しておいてください。