フレームワークはマーケティング思考の第一歩

フレームワークを策定している

ビジネスにおいて自社の商品やサービスをどのようにして販売し、売り上げに繋げていくかというのは永遠の課題であり、常に考えなくておかなくてはいけない問題です。時代背景や景気によって施策が変化するということも、あなたであれば容易に想像できるのではないでしょうか。

しかし、なんのデータも根拠もなく施策を立てることは容易ではありあませんし、成功の確率も下がってしまいます。そんな時、手助けになるがビジネスにおける「フレームワーク」という道具です。

今回はビジネスのフレームワークにはどんな種類があり、どうして必要なのかを理解していただくことで、あなたに論理的思考の第一歩を踏み出していただきます。

フレームワークを覚えておくと、どんなメリットがあるのか?
  • 論理的な思考ができるようになり、考えを整理できる
  • 協業者に的確かつ正確に情報の共有ができる
  • 仕事やプロジェクトの進行が早くなる

定義フレームワークとは

ビジネスの「フレームワーク」と聞いて、何となく聞いたことはあると答える人も多いと思います。しかし正確に理解している人は意外と少ないものです。すでに答えの一部を導入部で記載していますが、より詳細にわかりやすく説明しましょう。まずはいつも通りWikipediaから定義を参照してみます。

ビジネスフレームワーク

 経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組み。MBAなどで教わることが多く、ビジネスに必要とされるロジカルシンキングや発想法などを体系的にまとめたもの。

Wikipedia 「フレームワーク」より

より端的に説明すると

事実データや状況を整理し、ビジネスの成功の確率を上げてくれる道具

と言えるでしょう。

道具を強調している理由とてしては、「使い方次第」ということを忘れないでいただきたいからです。フレームワークはビジネスの魔法の杖ではありません。その点をご理解ください。

種類フレームワークにはどんなものがあるか

フレームワークにはいろいろな種類が存在し、今後新しいフレームワークが開発されることも考えられます。しかしここではあなたにとって必要度が高いと考えらるフレームワークのみをご紹介しておきます。どんなものがあり、どんな特徴があるかを知っておいてください。

3C

Company(自社)・Customer(顧客)・Competitor(競合)の頭文字すべてが「C」で始まることから「3C」と名付けられたフレームワークです。フレームワークはこのように何を体系立てるのかによって名前がつけられていることが多いようです。なお、3Cのオリジナルは経営コンサルタントの大前研一氏が考案したもので、フレームワークの中では理解しやすい部類であり、アレンジされたものも含め非常に多くのビジネスに取り入れられています。

STP

Segmentation(市場)・Targeting(狙うべき消費者)・Positioning(自社商品の市場での位置づけ)を客観的に分析するために使用します。3C分析と同様に比較的導入しやすいフレームワークですが、事業や企画の最初の段階で策定すべく重要なフレームワークでもあります。

4P

Product(商品)・Price(価格)・Promotion(販促)・Place(流通)から成り立つフレームワークであり、提供者(生産者)視点での分析というところが最大の特徴です。自社の商品の販売を客観的に見定めることができます。

4C

4Pに対して顧客目線で分析を可能にするフレームワークです。Customer value(顧客にとっての価値)・ Cost(顧客が購入にあたり払う費用) ・Convenience(顧客の利便性) ・Communication(顧客とのコミュニケーション)から成り立ちます。近年の顧客の購買行動の変化により重要度が上がってきているフレームワークであるとe-webでは考えています。

SWOT

Strength(自社の強み)・Weakness(自社の弱み)・Opportunity(対外的な機会)・Threat(対外的な脅威)から成り立っています。自社の強みを伸ばしていくのか、弱みを克服する方向にするのかを策定させるための分析として活用されます。

他にも「MECE(ミーシー)」、「ロジックツリー」といったフレームワークや、幅広い意味でフレームワークとも言える「PDCA」や「AIDMA」もあります。各フレームワークの詳細や活用方法については今後の記事でご紹介する予定でおりますので、楽しみにしていてください。

総括

いかがでしたでしょうか。ここまでにフレームワークとは?ということと、フレームワークの種類を解説してきました。そして今度はこのフレームワークをどのようにして活用するのかが重要なポイントになってきます。つまり、道具をどのようにして使うかが大切ということです。例えば、ハサミで釘が打てない(打ちづらい)ように、使い方を間違えると意味がない、もしくは非常に効率の悪いことになってしまいます。今回ご紹介したフレームワークはすべて使う必要があるというわけではありません。あなたが導入しやすそうと感じたフレームワークがあれば、そこから始めてみるのもひとつの手でしょう。